お料理ができるひと
先日の「雨あがり展」を主催したのは、
「暮らしのデパート コマメ」店主、フードコーディネーターのikuraさんでした。
町屋にあるコマメさんは、料理教室、カフェ、ギャラリーの3つを軸に、多目的に運営されているスペースです。
http://kurashi-komame.jpn.org/
ikuraさんのつくるお料理やデザートがおいしいというのはもちろんのこと、
素材も個性も異なる作家ものの作品を展示するセンスと技術も素敵で。
そんなikuraさんが「雨あがり」というテーマのもとに、
それぞれの作家に声をかけ、集まった作品をあわせて出来上がった空間。
作家ひとりひとりの作品を個別に展示するのではなく、
組み合わせていく感じが新鮮で、おもしろかったです。
とねちゃんこと利根川薫ちゃんの陶器の花器、
いわさゆうこさんのガラスの花器に、タナカワカナさんの野花アレンジ。
ふろしきの色味にあわせて、風見佐知子さんがちいさな絵を飾ってくれました。
むかし、美大受験の予備校で先生がこう言っておりました。
「絵がうまく描けるやつは料理もうまいよ。
完成図を頭に描いて、それに向かってつくっていけるってことだから」
先生、やっぱりそれ、ほんとですわ〜。
そしてわたしの料理ががさつでいきあたりばったりで、
気に入ったレシピばかり繰りかえし繰りかえし・・・なことを思って、反省しきりです。