「包むの日」ワークショップ。

昨日、2月26日は語呂合わせで「包むの日」。

昨年に続いて、暮らしのデパート小豆さんにて、包むの日にちなんだワークショップを開催しました。


例によって、わたしは余裕がなく写真撮影できず・・・
小豆店主のikuraさんによるレポートが、ありがたいです。

http://yaplog.jp/ikurahiyori/archive/1376


前回は、ほぼふろしき使いに限定した内容だったのですが、
今回はふろしきだけでなく、てぬぐいやバンダナ、ショールなど、いろいろな布をお持ちいただきました。

普段愛用している布、または使いみちに困って家の片隅で眠っていた布に、
「こうやって使うこともできる!」
と、あたらしい用途をみつけることが、目標でした。


みなさんがどんな布をお持ちになるか、
テーブルに用意したさまざまな種類の見本包みの中で、どんなものに興味を持たれるかを見て、
どの切り口から進めていくか、考えます。


昨日は瓶のお包みに対して質問がばんばん飛んできたので、
いつもより多くの種類の瓶包みをご案内しました。


なかでも盛り上がったのが、着物包み!


(写真は昨年の展示より)


日本酒などのなだらかな形の瓶は、ふろしき着物をすっきり着こなせるのですが、
昨日用意していたのはワインなど、肩のあたりで丸くふくらんだ形の瓶。
「グラマラスな体型の西洋人が、着物、着てみました!」風で迫力満点になったり、
妙に着崩れて、「温泉卓球後の浴衣?」という感じの姿になったり、
おかしくって、みなで大笑いしたのでした。


毎度毎度のことですが、ワークショップや講座は、参加者さんの人柄、笑顔、笑える突っ込みなどなどに、ほんとに助けられてます!

今回も楽しく終えることができて、感謝、感謝です。
おつかれさまでした、ありがとうございました!



さて、お手持ちの布を持ってきていただく方式は昨年から行っているのですが、
大判のストールのご相談をよくいただくことに驚いてます。


街中で、ショールやストールをおしゃれに上手に巻いてらっしゃる方をよく見かけます。
なので、ファッションの一環としての布の巻き方は、みなさん自然にマスターされているのだと思っていましたが、
わたしと同じで、
「布の感じが気に入って買ってみたものの、ただぐるぐる首に巻く以外の方法がわからない! いまひとつ活用できない!」
という方、多いんですね・・・。


昨日ご参加くださったIさんも、春らしい薄手の花柄ストールのご相談でした。


こんな感じでエプロン風に巻くと、とってもお似合いでした!


また、半分に折ると正方形になったので、
大判のふろしきとして、バッグなどにも変身させることができました。


うーん、ほかにももっと、便利におしゃれに使えるはずだ・・・。
ショール・ストール活用法は、今後の課題とします!


あと、
「贈りもの用に、箱に入ったワインを贈る場合、細長い箱を華やかに包むにはどうしたらいいか」
との質問も、目からウロコでした。


確かに、あらゆるふろしき包みの本をひもといても、はだかの瓶の包みばかり。
きれいな箱に入っていたら、箱ごと差し上げたいですよねぇ。
高級ウイスキーとかブランデーとか、ねぇ。


これも新たな課題です。


かさねがさね、ご参加のみなさま、ありがとうございました!



小豆さんでの展示は3月4日まで続きます。
月、火曜日は定休日、3月3日はイベントのため15時閉店となりますのでご注意くださいませ。
ふろしきの中には売約済みのもものもありますが、お時間いただければオーダーで承ることもできますので、お気軽にお声かけください。


なな梅は、3月4日(日)最終日、お店に居る予定です。

どうぞ、よろしくお願いいたします!