２０１４年、夏。
季節はすっかり秋です。
今年の夏は、地元（といっても住んで４年目）の国立から国分寺、西荻窪、千駄木、町屋、なんと大阪！まで、
さまざまなてぬぐいイベントに参加しました。
６月に親子共々、謎の風邪に倒れて数週間、ふらっふらの状態からスタートし、
よくここまで走り抜けられたものです。
（それでもいくつかお応えできなかった事柄があって、本当に申し訳なく、悔しかったです…）
３日間の大阪出張の間、ふたりでがんばってくれた夫と息子にも大感謝。
忘れられない夏になりました。
７月、国立市 暮らしのアートギャラリー もえぎ 「夏の布」展
藍染や手紬ぎ手織りのショール、草木染めのてぬぐいなど、素敵な作品の中に、ご一緒させていただきました。
地元の方にゆっくり見ていただける機会になって、とてもありがたかったです。
国分寺さんち「てぬぐいカフェ」
国分寺、小高い丘の上に建つさんちさんでは、いつも爽やかな風が吹き抜けて、
てぬぐいたちも気持ち良さそうでした。
えっちらおっちら、風呂敷に包んだトルソーを背負って坂を上って会場へ。
さんちのみなさんにお世話になりながら、浴衣を着付けたり店番をしたこともよい思い出。
７〜８月 西荻窪 gallery cadocco 「ポケットに手ぬぐいを」
なんと写真を撮っていない！ 撮っていなかった！！（涙）
(写真はカドッコさんのtwitterからお借りしました)
でも行かれた方にはわかるでしょう、こちらもこじんまりしたお店と裏庭に、
てぬぐい、てぬぐい、てぬぐい…！！ 楽しすぎましたね。
ここではわたしはひとりのてぬぐいファンとして、目を血走らせて買い物に走りました。
この夏、B反がたくさん出てしまったのですが、こちらのB反セールに出品しました分、おかげさまで完売したそうです。
ありがたや（でもまだいっぱいある）！
８月、千駄木「きものめりめろマルシェ」
ずっとお誘いいただいていたイベント、ようやく参加できました。
聞きしにまさる、着物好きたちの熱気、行列、人、人、人…
みなさんそれぞれの個性に合ったコーディネートで、本当に見ていて楽しかったです。
写真に見切れているお尻はわたしです。久しぶりの浴衣でした。
もうおひと方は、マルシェ主催者の宇津木さん、お片づけ中の一コマ。この柄合わせ！！ もう、いつもみとれてしまう。
この日の夜にかけつけた、カフェスローバルのおいしいお酒とおつまみ、絵本読み聞かせの時間が、沁みた〜。
７〜８月、町屋 KIKI 「４つのいろのてぬぐい展」とワークショップ
おいしいパンと雑貨のお店、KIKIさんでのてぬぐいワークショップ。
風呂敷づかい、布づかいのワークショップは何度か経験がありますが、てぬぐいに特化したものは初めてでした。
ご参加のみなさん、てぬぐいに愛着を持っていて、お持ちになったてぬぐいもいろんな柄がありました。
ポケット包みや数種類のペットボトル包みを中心にお伝えしましたが、
途中からはみなさん独自に包み方や使い方を工夫して楽しむ姿が見られ、素晴らしかったです！
広げた状態と包んだ状態で印象がガラリとかわるてぬぐいもあり、わたしもたいへん勉強になりました。
集中、熱中のあまり最後はお疲れになってしまったみなさんに、KIKIさんのパンと飲みものがやさしかった…。
個人的には進行や構成に不慣れなところがあって、反省点も多く…精進していきたいです。
こんな機会を与えてくださったKIKIさん、ご参加のみなさん、ありがとうございました！
８月１７日 国立「ニチニチ日曜市」
毎月家族で楽しみに通っている市に出店する日が来るとは…と、勝手に胸熱くして当日に臨みました。
素敵な出店者さんぞろいのなか、夏の１日を楽しく過ごさせてもらいました。
たくさんのお客さまに、注染てぬぐいの話を聞いていただけて、ほんとうによかった。
駆けつけてくれた友人たち（いっぱい！）にも感謝です。
写真は、timokeさんの美しいカレー！
わたし、いままで食べたtimokeさんのカレーのなかで、一番好きなカレーでした。
また食べたい…ビールもおいしかった…。
７〜８月 大阪 星ヶ丘「夏の手ぬぐい旅物語」
そして大阪です。星ヶ丘です。
全国から集めに集められたてぬぐいの数々。
それらが、星ヶ丘にある古い洋裁学校の、緑あふれる敷地に、縁側に、和室にはためく様子は、まさに「てぬぐい桃源郷」でした。
今、写真を見てもちょっと涙がにじみます。
トークショーも素晴らしい内容でしたね。
あそこで出会ったみなさんの笑顔とともに、夢みたいな夏の思い出。
ちなみに、同じ敷地内にある憧れのお店「ソーイングテーブル」は、なんと夏休みでした。
これは、また星ヶ丘にいらっしゃいってことね…！
一度にご報告したので長くなってしまいました。
あらためて、お世話になったみなさまに、心からの感謝を込めて。ありがとうございました。
この秋も、冬も、てぬぐい行脚は続きます。
